OUR CHEF

name

Shiomi Kobayashi

小林 潮美

title

PÂTISSIER

Pâtisserie ease / Pâtissier

Shiomi Kobayashi

CAREER

1989年生まれ。辻調グループフランス校卒業。フランスのM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)パティシエであるフランク・フレッソン氏に師事。帰国後にはパティスリークリオロで約8年間サントス・アントワーヌ氏に師事。その後、都内のショコラトリー立ち上げや京都の星付きレストランの立ち上げにパティシエとして携わり、現在はunisのパティシエとして活動している。

STORY

私が作ったお菓子を美味しいと喜んでもらえた

パティシエになりたいと思ったのは、小学生の時にクラブ活動で焼いたクッキーを美味しいと喜んで食べてもらえたことがきっかけでした。その頃からお菓子を食べるのも作るのも好きで、パティシエになりたいと考えはじめました。専門学校に入った頃にはすでにパティシエの原点でもあるフランスに行きたいと思っており、フランス校に進学。現地のお店で経験を積み帰国しました。帰国後に「クリオロ」に就職。焼き菓子・生菓子・パンなど担当しました。パティシエの中でも色々と分類がある中で、ショコラトリーやレストランでも経験し、パティシエとして様々なポジションを一通り経験することができました。

食材に対する考え方の変化

現在に至るまでに働く環境が変わっていき、食材に対する考え方も変わっていきました。お菓子屋さんは生産効率を求められることが多く、加工されている材料を使用することもありました。ですが、レストランでは料理人が良い食材を使おうという姿勢、生産者さんの想いなどを聴き、食材に対しての想いや扱い方がこれまでと違っていました。そんなシェフ達を間近で見ていると、今後は生産者の元に積極的に行き、想いが詰まった食材を使用することで繋がりを大切にしていきたいと思うようになりました。

また、市場には形が揃っている綺麗な食材が流通していますが、生産者の元にはそのレベルに至らなかったもの、味は同じなのに見た目が悪いだけで破棄されてしまうような食材もたくさんあります。そういった食材を使用した活動も今後行っていけたらと思います。

人との繋がりが幸せに

私自身が有名になりたいという想いはなく、自分が作ったお菓子やデザートでたくさんのお客様を笑顔にしていけたらと思っています。コロナ禍で特に感じたのが、お客様や生産者さんとの繋がりをもっと大切にしていきたいという想いです。今後はそういった方々と繋がりをもてる場をつくっていき、お客様に喜んでいただける機会を増やしていきたいです。