OUR CHEF

name

Mei Nishimura

西村 芽依

title

SECRETARY, BACKOFFICE

Social Kitchen / cuisinière

Mei Nishimura

CAREER

1991年生まれ。2011年に辻調理師専門学校、2012年に辻調理師技術研究所フランス・イタリア課程を卒業。その後、辻調理師専門学校の西洋料理職員として5年間勤務。DEAN&DELUCA京都店、静岡ガスクッキングスタジオの料理教室講師兼アシスタントとして勤務。現在はSocial Kitchenを中心にシェフをサポートするポジションを務めている。

STORY

料理人のたまごたちをサポートしていきたい

元々私はパティシエを目指していましたが、料理の方が色々学べると思い専門学校へ行きました。それまでは自分も料理人として活動していくと思っていたのですが、そこで出会った講師の方たちの勧めと、私自身、業界を盛り上げていくサポート側の方が合っていると思い、料理人になる前の子達に料理を教える講師になることを決めました。

現場に立っていないということ

専門学校の生徒達には、料理の工程から完成品を作るためのプロセスを教えていました。しかし、私自身現場を経験せず講師になったので、生徒達に教える際、料理人になった後の”現場に立つ”ことを想像して教えることができていないのではと感じていました。私が教えていたのは、マニュアル通りに作られた綺麗な完成品を作ることです。しかし、現場ではそれ以外のことを求められることが多いはずで。その部分を教えることが出来ていないというフラストレーションがありました。考えるのではなく実際に体験すること、私自身、現場に立つことが大切だと思い講師をやめてプレーヤーに転身しました。

料理は作って提供して終わりではない

職員をやっていた時代から感じていた料理人の仕事とは、料理を作って提供して終わりではなく、それ以外にもっと色々な分野で活動できるということ。Social Kitchenを通してそういったことを発信する立場になりたいと思っています。Social Kitchenが料理人の可能性を具体的に示せる場所として確立していくことは目標の一つですね。また、個人の目標としては、食育に興味があるので食がもたらす繋がりや食べることの大切さ、小さい頃から食に興味が湧くようなサポートをしていきたいと思っています。

知識が自信に繋がる

自分の成長のため、もっと知識を増やしていかなければならないと感じます。例えば、Social Kitchenにいるシェフは食材に対しての知識や活かし方、生産者の想いなど、全てに意味を持って仕事しています。

また、学生に教えている時とは違い、クッキングスタジオで働いていたときには料理が上手くなりたい人以外に、誰かと食卓を囲むことの楽しさ、大切さを学びました。作って楽しい!と思う人の他に、一つのことを突き詰めて質問してくださる方もいました。そのような時、自分はもっと深い部分の知識を身につけないといけないという気持ちになります。

深い知識を身につけるためにも経験は必要で。地方で活動していた頃、東京は知識と全国の食材が集結する場所である事を知っていたので、東京にいくことを決めました。そして、Social Kitchenで活動することを決め、現在は優秀なシェフ達と一緒にクリエイションをしていくことで日々学んでいます。今後も知識を身につけていき、料理人をサポートするポジションで居たいと思います。